2013年1月

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▼ 旧ブログ 記事:2009/07/29 19:09 からの転載 ▼


ご存知の方、教えてください。

パソコンだとか 何だとか 昨今のブラックボックス的な(?)
仕組みやら システムには、本当に無知なのですが…

ツールバー というのでしょうか、
画面の上の方に、「Yahoo! 検索ランキング」の「急上昇ワードランキング」
というものが、自動的に表示されるように、
いつ頃からか 設定されているのですが…

(設定したようなのですが…)

そこに先ほどから
「新島八重」
というキーワードが1位に表記されています。

疑問1:これは、私のパソコンだけに、1位表示されているのでしょうか?
    
(「急上昇ワードランキング」というサイトを、試しに開いてみましたが、
 「新島八重」というワードは、ランク外のようでしたが…)

疑問2:なぜ 今 「新島八重」なのでしょうか?

(なぜ 今 「新島八重」が表記されたのでしょうか?
 どこかで話題になっているのでしょうか?)


新島八重は、同志社にも 裏千家 圓能斎(円能斎)にも
縁の深い方ですので、
ぜひ 知りたく思っています。

ご存知の方に、ご教示いただきたく、記事にさせて頂きました。
▼ 旧ブログ 記事:2009/07/03 16:10 からの転載 ▼ (写真は転載なし)


田中仙樵 自作 宝珠香合

すっきりとした やわらかい やさしげな 信楽の香合。

(実は 知りませんでしたが……)
三徳庵は、私の学校の「遠い先輩」だったようで。
天はニ物を〜と聞きますが、
実に 何物も与えられる方が いるようです。

天はホントは、不公平……


写真:石橋静友堂 じだい店


●田中三徳庵仙樵(1875〜1960)

大日本茶道学会 設立者。三徳庵は、建仁寺 竹田黙雷より付された号。
幼きより漢学に長じ、京都同志社に入り茶道に魅了される。一通りの点前を修めた後、裏千家 玄々斎四天王の一 前田瑞雪の内弟子となり、圓能斎より皆伝を受ける。
だが、満たされない思いが高じ、黙雷に参禅の傍ら、子爵・陸軍中将であり 山岡鉄舟と並び称された禅学家 鳥尾小弥太(得庵)に精神的な指導を受ける。
各流派の茶人たちと多く交わり、茶書を読み漁るうち、一人の師匠の口伝だけでは茶道の本質が伝わらないと悟り、京都高台寺内に大日本茶道学会を設立、得庵を会長に立て 自らは主任となる。当時24歳。
その後も 石州流 野崎兎園の門に入るなど、各流派の流儀を広く研究し、積極的な茶道啓蒙活動を展開。
写真や図版を使った点前の解説「礼儀作法全集」など、現代茶道の先駆けとなる試みも多い。
書の西川春洞・豊道春海、南画の長田雲堂、俳句の村上鬼城、に師事し、謡曲は宝生流、香道は志野流を極めた。また、礼法の研究のため、神官の資格も取得した。余技には、奇術に興味を示し、東京アマチュア・マジシャン・クラブに入り研究。二度の天皇天覧に供するほど長じた。
書画作陶も多く、自作には必ず自刻印を用いた。印譜には140種余が記載される。

▼ 旧ブログ 記事:2009/03/14 15:37 からの転載 ▼ (写真は転載なし)

半ば ヤケクソで(?) 「利休にたずねよ」を、
ご希望 3名さまに進呈したいと存じます……

知合いの出版社の方に頼まれて、5冊 仕入れたのはいいものの……
一番 目立つところに置きながら、お客様の反応が芳しくなく……

(弊店は、他に書籍を扱ってないので、非常に「浮いた存在」になっているのであります。)

いわく 「あら、とっくに読んじゃったわよ。もっと早ければ、ここで買ったのに」 とか
はたまた 「あ、私、買おうかしら」 「社中で回しっこしてるから、そのうち回ってくるわよ」とか

(まさに、一味同心・濃茶の世界 でございます……)

新品のまま「ブックオフ」に持ち込もうか と頭をよぎりましたが、
利休居士に、たずねたところ、
喜んで 読んでいただける方に進呈するのが、一番かと。

ご希望の方がいらっしゃいましたら、
下記事項を、「内緒投稿」してくださいませ。

(1)お名前 (2)お送り先 (3)茶道経験の有無(茶道歴) (4)(有 の方は、ご流儀)

((3)・(4)は、近々立ち上げるネットショップの参考にしたく存じます。)
(先着順3名 とさせて頂きます。)

なお、(1)〜(4)の個人情報は、「今回の、本進呈」以外の目的で、使用いたしません。
弊店の「プライベート ポリシー」規定に準じ、
ワタクシ 店主のみが取り扱い、第三者に譲渡・公開いたしませんので、ご安心を。

(「プライベート ポリシー」は、弊店ホームページに記載しております……)

(本と一緒に写っているのが、「茶道名数検定I」の設問にあった、
茶入「不聞猿(きかざる)」(本歌:香雪美術館 蔵)です。耳をふさいだ猿 に似ています。
「利休に たずねよ」との駄洒落で、載せてみました。)


:茶道名数検定I
http://blogs.yahoo.co.jp/seiyudou/24081489.html

▼ 旧ブログ 記事:2008/09/06 22:00 からの転載 ▼



ブログ ご訪問者の皆様

本年は つたないページに御付き合い下さり、ありがとうございました……
(帳簿やら 棚卸やらで、多分 今回が今年最後の更新となりそうです……) 

社会的な回想は、年末ニュースに譲るとして、
ワタクシ個人としても、
店舗の引越し・愛息 太朗の誕生・店舗のリニューアル・音信不通だった友との、十数年ぶりの再会……さまざまなことのあった一年でした。

今年は私の干支。
歳神さまも、あと十日ほどで、前回・前々回同様、無事に御役御免となりそうです。

どうぞ 来年も、よりいっそう御愛顧賜りますよう、お願い申し上げま チュ〜
よい お歳を お迎えくださいませ……


(「膳所焼 丙子 茶碗 (蕪に子図)」:陽炎園 :共箱 (1996年干支)
(「膳所焼 甲子 茶碗 (小槌に子図)」:陽炎園 :共箱 (1984年干支)

【新品】膳所焼
http://seiyudo.ocnk.net/product-list?keyword=%E8%86%B3%E6%89%80&Submit=%E6%A4%9C%E7%B4%A2

【古物】膳所焼
http://jidai.ocnk.net/product-list?keyword=%E8%86%B3%E6%89%80&Submit=%E6%A4%9C%E7%B4%A2
▼ 旧ブログ 記事:2009/11/16 21:50 からの転載 ▼ (写真は転載なし)

*
疲れて参りましたので、ひさしぶりに つぶやきを……

*
来年の干支 寅(虎)・勅題 光のお道具群を拝見して、
疑問に感じたこと 一つ。

どうして、「色絵 ちびくろサンボ に虎 茶碗」が、存在しないのでしょうか???

「一休さん に虎」は何種類も、出ているようなのに……

「ちびくろサンボ」に登場する 虎のシーンは、非常に 「禅的な」
ある種、お茶に最も相応しい物のような、気がするのですが……

(私が知らないだけで、ちびくろサンボ茶碗は、存在するのでしょうか?)

*
思春期の頃は、暇にあかせて、色んな事を空想する訳でありますが、
ミスド(ミスタードーナッツ)でフト 思い至った事があります。

「ドーナツは、まさに禅的な食べ物やな〜」と。

ドーナツは、ドーナツの穴の部分にこそ、ドーナツとしての存在意義が
ある訳で。
つまり、ドーナツを食べるということは、ドーナツの穴を食べる
ということに、他なりません。
空間というか、無というか、空というか を食べる訳です。

まさに「空は是 即ち色 であり、色は是 即ち空」を体現する食べ物です。

(アイスクリームの天麩羅、というのも、なんだか禅的な食べ物の気がしますが…)

*
掛物で「円相」という、グルッと丸を一つだけ書いたものがありますが、
(写真2)
この類のものに、ワタクシは、強く惹かれるのであります。

ドーナツ・惑星の公転・円相・一陽来復・回転木馬 そして
自らの尾を追う虎。

最後はバターになってしまう (確かそうですよね?)所なんて、
古いインドの瞑想法を想起させて、
非常におもむき深いものがあるように、思えますが……

*
円状に、始めも終わりもない形もあれば、一方で、
螺旋状に、循環しつつ進んでいくイメージもあります。

螺旋階段・ねじ・DNA・循環小数(10÷3=3,333……)

螺旋形ではないものの、無限に広がっていく紋様もあります。

蔦や唐草の類など…

*
私は決して輪廻転生を信じるものでありませんが、
この「円」という形が、非常に東洋的な、
「しっくりと来る」落ち着く形に思えます。

ふだん 自分が「堂々巡り」に陥っていることに気づいた時、
結果ではなく、「過程」に意味があるのだぞ!
ドーナツは、穴の部分が、一番おいしいのだぞ!
と、
自分を慰める訳であります。
「無一物 無尽蔵」

*
作家のみなさま 13年後の寅年には、何卒 ちびくろサンボのお茶碗を!

(注:「ちびくろサンボ」とは、決して差別用語的に使用している語句ではございません。)



(写真1):「茶器 永楽即全写 黄釉 虎 *山川巌* 」
http://seiyudo.ocnk.net/product/3501
(写真2):「横一行 「円相 無一物中無尽蔵」 *黄梅院 小林太玄* 大徳寺塔頭*紫野」
http://seiyudo.ocnk.net/product/3397

▼ 旧ブログ 記事:2009/10/21 14:48 からの転載 ▼



先日 妻が百貨店で買物している間、
ハーバーランドのプチ遊園地で、
子供と ひなたぼっこ していた訳でありますが

フト 海を見ると、川崎重工のドッグの横に、
潜水艦が。

気づかずに、賑やかな
観光客や家族づれの さんざめきを聞いていると、
なんだか シュルレアリズムの絵画に
放り込まれたような、非現実的な 異様な心持ち
になりました……

対米関係 新政権 どうなるのでしょうか?

この子らのためにも、地に足をつけて
しっかり歩まねば と思う秋の遊園地でありました。
▼ 旧ブログ 記事:2009/10/03 20:31 からの転載 ▼

つぶやき……愚痴デス

ワタクシにとっては、近年 まれに見る
ショックな出来事……で、ありまして……

*
いつものように、フツ〜〜に、「香合」と入力したつもりが、
変換されない……
「交合」「皇后」としか、出てこない……

どうやら、
「ユーザー辞書」とやらが、消えてしまったようです……

「ユーザー辞書」(IME辞書というらしい……)なんて、
意識せずに 使っていた訳でありますが……

「香合」なんて、いったい何年前に、登録した語句でしょう……
あまりに 日常的な語句すぎて、
自分が「登録」した言葉だと、初めて気づきました。

あれこれ調べてみたのですが、
消えた語句たちを、復活させることは、無理なようです。

そして、「辞書の語句が消える」ということは、
当然の、既知の、しかるべき 現象らしいです……

知らなんだ……

無意識に登録していた 膨大な量の「茶道用語」(?)だけでなく、
「表示順位」も、消えてしまったようです……

今 サドウと打ってみて、「作動」が表示されたことに、
改めて 驚きを感じておりますです

*
失ってみて、初めて知る 「喪失感」

自分は なんてちっぽけで 無力な存在だったのか、と……

「無事是貴人」

これから始まる「茨の道」のことを考えると、
あまりの 事の重大さのあまり

(ネットショップに、今 まさに 膨大な量の、商品登録を行いつつあったのですが…)

誰かにグチらずには おれませんでした。


そんな本日のブログでございます。何卒 お許しを
▼ 旧ブログ 記事:2009/06/01 21:25 からの転載 ▼



はぁ〜 気は焦るばかりで、【ねっと店】商品登録がはかどらず……

ええい ままよ……とばかりに、昨日は久しぶりにお出かけして参りました。

(そういえば、兵庫陶芸美術館さんの「唐津・鍋島・柿右衛門」展にも
 何週間か前に行ったのに、ブログに書くの 忘れておりました……)

昨日 行きましたのは、白鶴美術館さんの「鶴翁からの贈り物」展。

以前 「河井寛次郎記念館」が、現在の私の原点であると書きましたが、
思い返せば、幼稚園だか 小学校だかの頃、
今は亡き祖父に連れられて、白鶴美術館に行ったような記憶も 甦って参りました……

薄暗い館内のガラスケースに、日本刀がずらりと並んでいて、
刃紋に めまいがした記憶がございます。
(こちらのコレクションは、青銅器や金工が秀逸ですが、
刀なんて あったかしらむ???記憶違いでしょうか……何かの特別展だったのかな……)

あの館内の薄暗さ、独特の空気感、が博物館や美術館で働きたいと願った
第一歩だったような気がします……

重文の 狩野元信の屏風なんかも、ドンと 部屋に無造作(?)に置かれていて、
古き良き 博物館の姿を、いつ行っても味わうことが出来ます。

(陶芸美術館は チャイルドルーム等、最新の設備で助かりますが、
白鶴さんの 美術館 創成期の施設はやはり素晴らしい……
庭やバルコニーの景色に、生後9カ月の息子もご満悦です。)

今回の、博物館ハシゴのメインは「王子動物園」です。
学芸員を志す前は、動物園の飼育員になりたかったワタクシです。

息子にとっては、屏風もパンダも
???
なんのこっちゃ?という感じだったかもしれません。
リスザルが 飛び回っているのを見て、興奮していたので、
自分に近い生物だと、認識していたのでしょうか。

息子にとっては どうか判りませんが、
僕にとっては
よいお休みでございました……
▼ 旧ブログ 記事:2009/03/23 11:59 からの転載 ▼




グァテマラの お手玉 舐めし 余寒かな  (静友堂)


「みんぱく」のミュージアム・ショップで買って来た
グァテマラのお手玉です。

本当は、蹴り合って遊ぶようなので、お手玉でなく「蹴鞠」でしょうか?

十職さんでなくとも、私のような凡人でも、ハッと目をひくデザインが、
みんぱく には溢れています。

生きていることの中に美があることに、
「禅」でなくても 「民芸」でなくても
気づかされます。
生きていることの 美しさ……


をのこ子の 手の小ささよ 雲雀鳴く  (静友堂)
▼ 旧ブログ 記事:2009/01/17 21:36 からの転載 ▼


あの日から 早くも14年……

僕が神戸の人間だと知って、他の地方の方に
「被害、どうでした?」と、よく訊かれた時期があった。
あの年の翌年か、その次の年……

どう応えたらいいのか 一瞬 言葉を選ぶ僕。
「ええ。家族は無事でした。」
「それは良かった。」
素直に 無事を喜んでくれる……

『家族は無事でした』
それ以外に ふさわしい言い方が見つからなかった。
一応 家族に、命の別状は無かった。
でも 家のことや、友のことや、親戚のことや、家の周りの様子のことや。
なにより……街は消え、多くの命や あらゆる かけがえのないものが
失われた。

「ええ。家族は無事でした。」
「それは良かった。」

1月17日が来るたびに、僕は自問する。
はたして 毎日 きちんと 一歩ずつ 歩けてるだろうか

今 生きている者として、生きていることの責任を、
全うしているだろうか?

そうして、明日も僕は目をさまし カーテンを開け靴をはく。
あの日から 早くも14年……