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茶ノ湯 の 銘 

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▼ 旧ブログ 記事:2012/04/12 23:21 からの転載 ▼




:茶道の銘

写真:【石橋静友堂 ねっと店】  蓋置 荒磯 鯉桶形  *今岡三四郎*  [hok10113]
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4月12日 記

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・霰 (あられ) 【冬】
……… 雪の結晶に 雲中の水分がついて凍り、小さな氷の塊となって降るもの。古くは「雹(ひょう)」も含めて呼んだ。
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・有明 (ありあけ) 【秋】
……… 1.夜の明け方のこと。月がまだ空にあるうちに、夜が明けてくる頃。また、「有明の月」のこと。朝の空に 淡くかかっている月。 2.中興名物 光悦作 赤楽筒茶碗の銘。光悦十作 の一。「千家中興名物記」に、横山藤七に伝わる青替りのある茶碗 と記載される。 3.雲州名物 井戸脇茶碗の銘。「雲州名物帳」に、元の名を「関白」といい、土井利和から不昧に伝えられたとある。 4.宗旦作 尺八花入の銘。雲州名物。三井家伝来。 5.石州作 茶杓の銘。白竹で節下に濃淡の黒斑があり、その景色を有明の雲に見立て命銘された。 6.大名物 漢作唐物 肩衝茶入の銘。正木美術館 所蔵。「たのしみは命のほかになにかあらん ながらえてみる有明の月」と遠州の書状にある。
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・有明桜 (ありあけざくら) 【春】
……… 里桜の品種の一。また、有明ころの桜。
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・有合 (ありあい・ありあわせ)
……… 特別に用意したものでなく、ちょうどその場にあること。その物。


・有磯・荒磯 (ありそ)
……… 「あらいそ」の略。
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・蟻通 (ありとおし・ありどおし)
……… 1.アカネ科の常緑小低木。別名「一両」。縁起物として センリョウ・マンリョウと共に 「千両、万両、有り通し」と生け花の材料とされ、また植えられる。葉の付け値から、鋭い棘が伸びる。 2.世阿弥作 能の一。玉津島参詣のため 紀貫之が、蟻通明神の神域にさしかかると、馬も倒れるほどの大雨に遭い、「雨雲の立ち重なれる夜半なれば ありとほしとも思ふべきかは」と歌を詠み 神を鎮めた。和歌の徳を讃える曲。 3.千家名物 覚々斎作 茶杓の銘。不審庵伝来。大きな窠穴が四つあり、これを枕草子などにある「蟻通伝説」の故事に喩えて命銘された。


・在りの遊び (ありのすさび・ありのすさみ)
……… 1.いたずらに時を過ごすこと。なおざりに暮らしてゆくこと。あるがままに生きること。 2.松平妙関作 茶杓の銘。


・有馬 (ありま)
……… 神戸市北区 六甲山地にある温泉地。古くより天皇の行幸、公家武士の湯治、文人禅僧の来遊で知られ、秀吉の有馬茶会も著名。
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・有馬山 (ありまやま)
……… 1.有馬温泉 付近の、山々の総称。歌枕となっている。 2.遠州作 茶杓の銘。有馬湯治の際の即興作で、孤篷庵伝来。煤色さび竹で、櫂先のため方に特色があり、このため方を「有馬山型」と称するようになった。筒は正面に遠州の筆で 「於摂州 有馬湯作ル 孤蓬宗甫」、背面は江月和尚が 「有馬山竹何不用鞭 忽為茶具易然々々」と二行に書付けている。遠州茶杓の代表作。
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・淡路島 (あわじしま)
……… 瀬戸内海 兵庫県南部の島。文献に香木が登場する最初として、日本書紀に 推古天皇の時、現在の枯木神社 付近に沈香が流れ着いた との記載があり、現在でも 国産線香の7割が 同島の産である。
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・淡路屋舟 (あわじやぶね)
……… 大名物 砂張釣舟花入の銘。淡路屋宗和の所持で、のち仙台伊達家、大正5年に野村家に入り、現在 野村美術館蔵。「松本舟」「針屋舟」と共に、「天下三舟」と称され、また「茜屋舟」「ひらた舟」を加え 「天下五舟」とも呼ばれる。
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・粟田口 (あわたぐち)
……… 1.京都市東山区の地名で、江戸期には 三条大橋より東の街道沿い一帯を指した。東海道・中山道・北陸道から 都への入口で、「京の七口」の一。刀鍛冶が多く住み、また 京焼の源流の一 粟田焼の窯場もあった。 2.狂言の一。刀の銘にまつわる 大名狂言。
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・淡雪 (あわゆき) 【春】
……… 1.春近くに降る雪。湿り気が多く、雪片が大きいため、淡くはかなく 消えやすい。 2.一入作 赤楽茶碗の銘。箱書は覚々斎。目立った作為は感じられず、一入による典型的な利休形茶碗といわれる。
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・安閑 (あんかん)
……… 安らかで静かなこと。気楽、のんきに過ごす様子。


・安居 (あんご) 【夏】
……… 夏安居/げあんご、雨安居/うあんご。安吾は梵語で雨期の意。僧が部屋に篭ってする修行のこと。四月十六日に始まり、七月十五日に終わる。インドでは雨期に托鉢修行を屋内で行った、これが中世以降 日本の寺院に取り入れられ広まったもの。
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・鮟鱇 (あんこう) 【冬】
……… 1.アンコウ科の魚の総称。大きな体は平たく、口が大きく、海底にすむ。鮟鱇鍋は美味。 2.中興名物 唐物 茶入の銘。また 高取焼など 国焼にも同名の茶入があり、同形の茶入の総称。 3.山椒魚の異称。
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・暗香 (あんこう)
……… ほのかに薫る香り。どこからともなく漂ってくる香り。闇の中に漂う香り。


・安国寺 (あんこくじ)
……… 1.南北朝の争乱の戦死者の追善と 国家安穏の祈祷場として、夢窓疎石の勧めにより 足利尊氏・直義 兄弟が、六十余州の国ごとに設営させた 臨済宗の寺院。聖武天皇の国分寺にならい、一国に一寺一塔を設け、その塔を利生塔と名付けた。これにより 禅宗が地方に波及し、また足利政権の政治的意義も大きい。 2.鎌倉市にある日蓮宗の寺。日蓮が「立正安国論」を著した旧跡を寺院化したもの。安国論寺。


・安国寺肩衝 (あんこくじかたつき)
……… 大名物 漢作唐物 肩衝茶入の銘。もと「有明肩衝」と称したが、安国寺恵瓊が所持したことに因る。もとは細川幽斎が所持したが、子の三斎より恵瓊に譲られた。のち家康より津田興庵が拝領。三斎が興庵の茶会に招かれた折、これを手放したことを悔いて 「年たけて又こゆべしと思ひきや いのちなりけりさ夜の中山」 (新古今集:西行) の歌を残して これを持ち帰り、翌日 改めて黄金に酒肴を添え 譲渡を願ったという。この歌より、別名 「中山肩衝」 とも呼ばれる。その後、細川忠利が旱魃の領民救済のため、酒井忠勝に売り、のち将軍家に伝来した。現在 五島美術館蔵。胴の上半分に、鼠色の蛇蝎釉が見られる。
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・安座 (あんざ)
……… 落ち着いて座ること。あぐらを組むこと。
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▼ 旧ブログ 記事:2012/03/03 23:30 からの転載 ▼




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写真:【石橋静友堂 ねっと店】 天川香合  *土居義峰*  あまかわ*前端雅峯に師事 [kog10142]
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3月3日 記

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・尼崎台 (あまがさきだい)
……… 唐物天目台。摂津国 尼崎に、9台が伝来したとされる。地付の内側にムカデ状の印が手描きされており、蜈蚣台・印台とも呼ばれる。
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・天川香合 (あまかわこうごう)
……… 天河・天皮とも書く。広東省澳門(マカオ)を阿媽港と称し、同港より舶来された漆器・陶器は珍重された。漆器の技法としては、漆皮・密陀絵 等があり、香合の他にも 煙草壺や盆など が伝世する。
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・雨雲 (あまぐも)
……… 雨が降る時に現れる雲。雨気を帯びた雲。 ・重要文化財 光悦作 黒楽茶碗の銘。覚々斎が命銘・箱書し、三井家に伝来。
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・尼子天目 (あまこてんもく)
……… 名物 灰被天目茶碗の銘。出雲 尼子氏が所持したことに因る。別名、雲州天目。秀吉所有の後、西本願寺に伝わる。
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・天つ風 (あまつかぜ)
……… 天空を吹く風。「天つ風 雲のかよひ路 吹きとぢよ をとめの姿 しばしとどめむ」(古今集:僧正遍昭)


・天の岩戸 (あまのいわと)
……… 高天原にあるという岩屋の戸。天照大神が 素戔嗚尊の暴状に怒って籠ったため、天地が常闇となったが、天児屋根命が 祝詞を奏し、天鈿女命が舞ったところ、大神が出てきて 再び明るくなった。冬至に太陽の力が弱まり 復活する型の神話 の一。
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・天の川 (あまのがわ・あまのかわ)
……… 銀河の異称。牽牛星と織女星がこの川を渡り、7月7日に出逢うという。【秋】の季語。
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・天橋立 (あまのはしだて)
……… 京都府宮津市にある白砂青松の砂洲。日本三景 の一。「丹後国風土記」に、伊邪那岐命の天に通う梯子が倒れて橋立になった と記される。平安朝より都人の憧憬の地で、和泉式部・雪舟ら 多くの文学・美術に採り上げられた。
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・雨宿・雨宿り (あまやどり) 【夏】
……… 急な雨に、軒下や木陰に逃れること。 ・中興名物 古瀬戸芋子茶入の銘。遠州が藤原公任の 「いずかたへ秋のゆくらむ わが宿に 今宵ばかりは雨宿りせよ」 (詞花集) に因り、命銘箱書する。のち京都三井家より岩崎家へ伝わった。 ・中山胡民作 竹筒形茶器の銘。古瀬戸茶入 「雨宿」の挽家を、蒔絵とも そのまま縮小し、茶器とした。側面に、立菊と短冊をつけた竹枝 の蒔絵がある。
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・雨夜 (あまよ)
……… 雨の降る夜のこと。 ・「源氏物語」の 雨夜の品定め のこと。
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・編笠 (あみがさ) 【夏】
……… 麦藁・菅・藺草・葦・檜などで編んだ、夏の日差しを防ぐ笠。 ・高麗刷毛目 茶碗。見込みは渦状を呈しているものが多い。元来 焼成中に歪み、窯出し後に捨てられたものが、掘り出され、茶人に珍重された。朝鮮鶏龍山窯のほか、唐津・萩、黄瀬戸にも見られる。
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・雨祝 (あめいわい) 【夏】
……… 晴天が続き 待ちわびた雨が降って来て、農家では その日の仕事を休み 雨を祝う風習があったという。雨休み。


・雨名月 (あめめいげつ) 【秋】
……… 名月の夜が雨になったこと。その風情を味わう。雨月、月の雨 ともいう。
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・綾織 (あやおり)
……… 経糸と緯糸を、斜めに交差させる織り方。また その織物。また それを織る人。 ・放下師 などのする曲芸の名称。竹管などを放り上げる技。あやとり。
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・綾錦 (あやにしき)
……… 綾と錦。着物や、色づいた紅葉 を形容する語。
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・菖蒲 (あやめ) 【夏】
……… アヤメ科の多年草。花あやめ ともいう。5〜6月頃に、紫や白の花を開く。昔、サトイモ科のショウブのことを、あやめと言った。 ・名物 長次郎作 黒楽茶碗の銘。宗旦の箱書。「南坊録」に 「茶碗黒、あやめ」と見える。「禿」に似る。
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・あやめ草 (あやめぐさ) 【夏】
……… サトイモ科の多年草。ショウブの別称。初夏、細い花茎から 淡い黄緑色の細い花が斜めに出てくる。端午の節句に、「尚武」 に音を通わせ 軒に掛けたり風呂に入れたりする。ほか、香水の原料とする。昔は あやめと呼ばれ、アヤメ科目のあやめや花菖蒲と混同される。
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・荒磯 (あらいそ)
……… 荒波が打ち寄せる 岩石が多い海岸。 ・波に魚や鯉が踊る 紋様の一。 ・道入作 黒楽茶碗の銘。幕釉の垂れより 蛇蠍釉が腰一面に現れる景色より、一燈宗室が命銘・箱書する。
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・荒木高麗 (あらきごうらい)
……… 大名物 高麗茶碗(?)の銘。荒木村重(道薫)が所持したことより。家康を経て、尾張徳川家に入った。染付で唐草模様の絵があり、また その造りから、中国産のようにも思える。 ・大名物 高麗 井戸茶碗の銘。荒木村重(道薫)が所持したことより。大井戸で、別名 「大高麗」と呼ばれる。家康を経て、尾張徳川家に伝来した。総体枇杷色で、高台まわりに細かな梅花皮が入る。
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・嵐山 (あらしやま)
……… 京都市西部にある 大堰川右岸の山。また、渡月橋の 両岸一帯のこと。歌枕として古くから歌に詠まれ、桜・紅葉の名所。 ・宗旦作 茶杓の銘。枝をはらった削げが片面に流れ、節下は片身替の景色を見せる。覚々斎の替筒、*卒啄斎の箱が添う。 ・瀬戸後窯 万右衛門作 肩衝茶入の銘。総体栗色地で、黄・渋紙色がむらむらと景色をなす。その景色より、遠州が命銘。
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写真:【石橋静友堂 ねっと店】 茶入 「油屋肩衝」写  *笹田有祥*  名物茶入*畠山記念館[cir90003]

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2月6日 記

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・飛鳥川 (あすかがわ)
……… 奈良県明日香村を通り、大和川に注ぐ川。淵瀬の定まらないことで知られ、「明日」にかかる枕詞のように用いられた。 ・能の一。母に行き別れた少年 友若が母を訪ねるうち、飛鳥川のほとりで再会する。 ・中興名物 瀬戸金華山窯茶入 の銘。飛鳥川手本歌。遠州が堺で初見し、後年 伏見で再見した所、古色を帯び 印象がずいぶん異なっていたので、古今集の 「昨日といひ今日とくらしてあすか川 ながれてはやき月日なりけり」 の歌をひいて命銘した。 内箱・袋箱と挽家の半面は遠州の筆になり、あとの半面は 遠州が江月和尚に詩を頼み これを彫りつけた。遠州愛蔵の品だったが、公金流用疑惑の際、酒井忠勝の厚誼への礼として贈られたと伝わる。撫肩に黒褐釉が乗る景色より、肩黒手とも呼ぶ。 
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・梓弓 (あずさゆみ)
……… 梓の木で作った弓。引く・射る・張る・本・末・弦・寄る・矢・音・かへる、にかかる枕詞。
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・東遊 (あずまあそび)
……… 平安時代から行われた歌舞。元は東国の民間から発祥し、神社の祭礼に奏する。高麗笛・篳篥・和琴を用い、笏拍子を打つ。現在は宮中の皇霊祭や日光東照宮祭・葵祭・氷川神社祭などで行われる。東舞。
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・東男 (あずまおとこ)
……… 東国の男。江戸生まれの男。「東男に京女」の取り合わせで語られる。
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・あずま菊 (アズマギク) 【春】
……… キク科の多年草。4・5月頃、菊に似た淡紫色の花びらに黄色の花が咲く。東菊・吾妻菊。


・東下り (あずまくだり)
……… 京都から東国に下ること。伊勢物語 第9段、八橋のエピソード等が著名。
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・東高麗 (あずまごうらい)
……… 中興名物、魚屋茶碗 の銘。別名、「江戸高麗」「江戸魚屋」。遠州が自ら所持し、命銘箱書する。


・東路 (あずまじ)
……… 京から東国へ至る、東海道や東山道(中山道)などの路。転じて、東国 の意。


・亜聖 (あせい)
……… 聖人に次ぐ人。一般に、孔子を聖人とするのに対し、孟子または顔回を亜聖とする。
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・あたら夜の (あたらよの)
……… 「可惜夜の」。惜しむべき夜の。いつまでも眺めがよい夜 の。 ・遠州作 共筒茶杓の銘。草筒に歌銘で 「あたら夜の月と花とをおなしくは あはれしれらむ人に見せはや」 とある。


・厚氷 (あつごおり) 【冬】
……… 厚く張った氷。「氷=ひ」とも呼ぶ。薄く張った氷を、その羽根に見立て「蝉氷」 とも呼ぶ。
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・吾妻野 (あづまの)
……… 薩摩帖佐焼 筒茶碗の銘。


・あつま山 (あづまやま)
……… 土岐ニ三作 共筒茶杓の銘。ニ三の晩年 洛東岡崎に隠棲の折の作。


・兄  (あに)
……… 宗旦作 茶杓の銘。後に仙叟が「兄」と命銘し、もう一本の茶杓に替筒を作り、「弟」と命銘している。


・油坊主 (あぶらぼうず)
……… 仏前などの燈明に、油を注ぐ係の僧。
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・油屋肩衝 (あぶらやかたつき)
……… 重要文化財。大名物 漢作唐物肩衝茶入の銘。堺の町人 油屋常言と、その子 常祐が所持していたことからの銘。豊臣秀吉・柳営御物、等 伝来し、松平不昧が愛蔵した。利休の消息、若狭盆が添う。古来 大名物肩衝茶入の代表格とされる。
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・海女 (あま) 【夏】
……… 海に潜り、貝や海藻を採る女性。
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・蜑小舟 (あまおぶね)
……… 「海人小舟」とも書き、漁夫の乗る小舟。枕詞でもあり、船が停泊することを「泊(は)つ」ということから、「はつ」にかかる。 ・金森宗和作 茶杓の銘。櫂先が二段タメとなっており、「宗和の二段タメ」と称される代表的な茶杓である。 ・香合。「玄々斎 五器」の一。
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写真:【石橋静友堂 ねっと店】 茶碗 赤地 松葉鶴  *清閑寺窯* 杉田祥平*  [3eto082060cwn]

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1月10日 記

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・朝萩 (あさはぎ)
……… 雲州名物 絵志野茶碗 の銘。松平不昧の命銘。のち団琢磨の蔵となった。


・朝日影 (あさひかげ)
……… 朝日の光。朝日の色。 ・名物 志野茶碗の銘。絵を神路山に見立て、新千載集の「千早ぶる神路の山の朝日かげ 猶君が代にくもりあらすな」に因む。
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・朝日山 (あさひやま)
……… 歌枕。京都府宇治市の宇治橋東方にある山。
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・朝日和 (あさびより)
……… 天気のよい朝。朝のよい天気。


・浅間香炉 (あさまのこうろ)
……… 東山名物。東福寺住持 虎伯大宣が拝領し、烏丸光広が歌を添え、稲葉丹後守の所持 のち井上世外に伝わる。
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・浅間山 (あさまやま)
……… 歌枕。長野県・群馬県 境の活火山。天明3年(1783)に大爆発した。南麓に軽井沢高原が広がる。


・薊 (あざみ) 【春】
……… 野原や路傍に自生する。野薊、狐薊、山薊、鬼薊 など種類は四五十に及び、晩春から初秋にかけて咲き続ける。 ・のんこう作 赤楽馬盥茶碗 の銘。その釉色に因んで命銘された。高台脇に仙叟の漆直書がある。
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・浅見天目 (あさみてんもく)
……… 灰被天目茶碗 の銘。「天王寺屋会記」(宗及他会記)に網干屋道琳が天正4年(1576)十二月に使用した記載がある。また「松屋名物集」に土岐寿軒の所持として同名の天目が載る。
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・芦 (あし) 【秋】
……… 蘆、葦とも書き、蘆は若いもの、葦は生長したものを指す。音が「悪し」に通じるのを忌み、「よし」とも呼ぶ。 ・今井宗久作 茶杓 の銘。枝をはらう時にできた削げ痕が、節下全体に広がる腰蓑となっている。筒は中の茶杓が見えるよう、竹の片面がえぐられている。
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・芦垣 (あしがき)
……… 芦で作った垣や囲い。 ・中興名物 瀬戸破風窯 渋紙手茶入 の銘。釉の景色に因る命銘。所持者の阿部豊後守忠秋が挽家と箱に書付をしている。のちに田沼家の所蔵となった。金気釉が多いことから、玉柏手と記す伝書が多いが、「古今名物類聚」には渋紙手として載る。
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・足柄 (あしがら)
……… 神奈川県南西部の地名。坂田金時 (金太郎)の伝説で有名な足柄山がある。
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・芦刈 (あしかり) 【秋】
……… 葦を刈ること、また その人。晩秋から冬にかけて行われる。刈り取ったものを屋根として舟で運ぶ。 ・世阿弥作 能の演目。 ・祇園祭の山の名
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・足揃 (あしぞろえ) 【夏】【冬】
……… 5月5日の 賀茂祭の競馬 の前、5月1日に馬を試乗する儀式。夏の季語。 ・歌舞伎足揃の略。上方において、顔見世の前に、俳優が大夫元・舞台に勢揃いし行われるようになった。冬の季語。
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・芦田鶴 (あしたづ) 【冬】
……… 荒れ果てた田 うら枯れた芦の水辺に、鶴が舞い降りているさま。
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・芦笛 (あしぶえ) 【夏】
……… 芦の葉で作った笛。初夏の風物詩。
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・芦辺 (あしべ)
……… 高麗 雲鶴青磁茶碗 の銘。静嘉堂文庫美術館の蔵。万葉集の「若の浦に潮満ちくれば潟をなみ芦辺をさして鶴鳴きわたる」(山部赤人)より引いたものと思われる。 ・京の「都をどり」に対して、大阪に「あしべおどり」があった。
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・芦枕 (あしまくら)
……… 芦が生えているような場所で、旅寝をすること。
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・芦間の舟 (あしまのふね) 【秋】
……… 芦の間から小舟の見え隠れする情景。


・阿闍梨 (あざり・あじゃり)
……… 徳の高い僧 ・伝法灌頂により 秘法を伝授された密教僧 ・日本における天台宗・真言宗の僧の位


・網代 (あじろ) 【冬】
……… 竹や木を編み、魚を捕らえる仕掛け。主に冬に行う。「網の代わり」の意。 ・竹や木を薄く削り 編む、工芸技法。
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・網代木 (あじろぎ) 【冬】
……… 魚捕りの網代を支えるために 打つ杭。


・網代守 (あじろもり) 【冬】
……… 魚捕りの網代の番をすることを、生業とする人。あじろびと。


・芦分・葦別 (あしわけ)
……… 芦の茂みを押し分けて 進むこと。転じて、「差し支え・障害を乗り越える」 ことの喩え。ここを進む舟を 「芦分舟」という。


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写真:【石橋静友堂 ねっと店】 茶入 「本能寺文琳」写  *笹田有祥*  [cir90016]
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10月31日 記

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・朝嵐 (あさあらし)
……… 朝に強く吹く風


・浅井肩衝 (あさいかたつき)
……… 名物、古瀬戸茶入の銘。浅井左馬が所持したことから。のち前田家に献ぜられた。挽家の字形は遠州の筆、箱は前田利常の墨書と伝わる。


・朝比奈 (あさいな・あさひな)
……… 名物、黄瀬戸茶碗の銘。高台脇に朱漆で「アサイナ」と宗旦の直書があり、江岑宗左が箱書している。豪放な作行から、和田義盛の子 朝比奈義秀になぞらえた命銘とも言われる。 ・狂言の一。閻魔が朝比奈義秀を地獄に落とそうとするが、逆に引き回され、その供をして極楽に案内する。


・朝顔 (あさがお) 【秋】
……… 江戸時代 以降、鑑賞用として栽培され、「朝顔売り」も盛んに。7月初め、東京入谷の朝顔市は盛大。 ・桔梗・槿花のこと。
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・朝鴉 (あさがらす)
……… 長次郎作 黒楽茶碗 の銘。「貧僧」と宗旦が命銘し、仙叟宗室がこれを改名した との箱書がある。京都 日野又右衛門の所持の時、ゆえあって長次郎作「濡烏」と箱を入れ替えたという。大正11年 益田鈍翁の蔵となる。
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・浅黄帯 (あさぎおび)
……… 梅鉢手 絵高麗茶碗の銘。湯木美術館蔵。
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・朝霧 (あさぎり) 【秋】
……… 一般には 春は霞、秋は霧、と区別する。また、朝曇(あさぐもり)は 【夏】 の季語。
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・朝倉文琳 (あさくらぶんりん)
……… 大名物、漢作唐物文琳茶入 の銘。別銘 「本能寺文琳」「三日月文琳」。朝倉義景の所持による。また、織田信長が本能寺に寄進したことによる。また、釉抜けの景色から。本能寺を出、のち松平不昧の所持となる。
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・浅茅 (あさぢ) 【秋】
……… イネ科の多年草 茅萱(チガヤ)のこと。それが丈が低く、あるいは疎らに生えている様子。


・麻地 (あさぢ)
……… 名物、藤四郎肩衝茶入 の銘。一名に「鍋島肩衝」。麻地=浅茅は、茶入の景色からの命銘と思われる。肥前藩主 鍋島家に伝来し、明治維新の頃、松浦鎮信家に譲渡された。


・浅茅肩衝 (あさぢかたつき)
……… 大名物、古瀬戸肩衝茶入 の銘。その景色を、新後撰集の 「色かはる野辺の浅茅におく露を 末葉にかけて秋風ぞ吹く」 との連想により。挽家は 遠州と玉室和尚、箱書は遠州の筆。前田利家の所持となり、富士茄子・大講堂釜と共に 加賀前田家の三名物と呼ばれた。


・浅茅茶杓 (あさぢちゃしゃく)
……… 珠光名物 の竹茶杓で、珠徳の作とも言われる。
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・朝露 (あさつゆ) 【秋】
……… 朝に置く露 ・雲州名物、本手魚屋茶碗 の銘。箱蓋裏に色紙を貼り、「ながめあかすのきばの杉の木間より をのが色わく花の朝露」 と不昧が書付ている。


・朝凪 (あさなぎ) 【夏】


・朝寝髪 (あさねがみ)
……… 名物、古瀬戸肩衝茶入 の銘。置形が黒髪の乱れた様に似ることより、遠州が古歌に因んで命銘。


・浅野 
……… 丈の低い草が生える野原。


・浅野井戸 (あさのいど)
……… 名物手井戸茶碗 の銘。浅野家に伝来したことによる。もと仙石秀久の所持であったと、桑山宗栄の添状にある。のち加賀前田家に移り、自昌院が輿入れの際、安芸広島藩主 浅野家へ持参した。


・浅野肩衝 (あさのかたつき)
……… 中興名物、古瀬戸肩衝茶入 の銘。浅野某が所持したことに因み、遠州が 新葉集の「いかにせむしのぶとすれどねにたてて 浅野の雉子かくれなき身を」の歌をひき、命銘した。淀藩主稲葉家に伝わり、明治に至って 松浦家へ移った。



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写真:【石橋静友堂 じだい店】 3世 青木宗鳳 *茶杓 胡麻竹 鴫形 「三夕」歌銘  [kbt302715]
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8月29日 記

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・秋のこえ・秋声 (あきのこえ・しゅうせい)【秋】
……… 虫の音や、葉ずれの音 などの秋の音。空気が澄み、小さな遠くの音でも よく響く。
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・秋の暮れ (あきのくれ)【秋】
……… 一つには、秋の一日の暮れ方 のこと。また一つには、秋の終り 晩秋のこと。「三夕の歌」は、秋の終り を詠ったもの。
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・秋野棗 (あきののなつめ)
……… 利休が所持した棗。黒漆に秋草の蒔絵が施されている。のち 了々斎が「春野棗」を好み、一対として 写されることが多い。
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・秋灯 (あきのひ・あきともし)【秋】
……… 秋の夜の ともしびのこと。
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・秋の光 (あきのひかり)【秋】
……… 秋の景色・気分・気配のこと。古くは、「月の光」のこと。
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・秋の水・秋水 (あきのみず・しゅうすい)【秋】
……… 秋の澄みきった水。曇りのない、鋭利な刀 のたとえ。


・秋の山・秋山 (あきのやま)
……… 秋の色づいた山。 ・釘彫伊羅保茶碗の銘。冬木喜平次より薩摩屋宗朴に移り、京都三井家を経て平瀬家に入った。平瀬露香の箱書。益田鈍翁によって「老松」と追銘されている。 ・呉器茶碗の銘。「千家中興名物記」に、「秋山呉器、三木権太夫」と記されている。現在、所在不詳。
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・秋の山路 (あきのやまじ)
……… 覚入作 赤楽茶碗の銘。即中斎の命銘箱書。


・秋の夜 (あきのよ)
……… 中興名物 高取焼茶入の銘。伊勢物語の 「秋の夜の千代を一夜になぞらへて 八千代し寝ばや飽く時のあらむ」に因んでの命銘。飴釉と遠州形の耳が見所となっている。福岡藩主 黒田家で、高取焼茶入 「染川」と一対にして箱に収められていた。のち大阪 藤田家から井上世外へ伝わった。
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・秋の別れ (あきのわかれ)【秋】
……… 秋の果て、秋過ぐ などともいう。暮れゆく秋との別れを惜しむ語。


・秋葉天目 (あきばてんもく)
……… 名物、灰被天目茶碗の銘。仙台伊達家に伝来。内箱は政宗の、外箱は遠州の 書付と伝わる。堆朱天目台が添う。
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・悪太郎 (あくたろう)
……… 黒唐津 呼継茶碗の銘。 ・勇猛な男 のこと。 ・いたずらっ子のこと。
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・明烏・明がらす・あけ烏 (あけがらす)
……… 夜明けに啼く烏。 ・新内の代表曲 「明烏夢泡雪」の通称。 ・墨の隠語。 ・加賀前田家に伝来する香炉の銘。
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・あけの井戸天目 (あけのいどてんもく)
……… 天目茶碗の銘。「利休百会記」に記載があり、「利休居士伝書」の宗旦の留書に「あけの井戸天目かは立たる天目なり」とある。現在 所在不明。
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・朱衣肩衝 (あけのころもかたつき)
……… 大名物、漢作唐物肩衝 茶入の銘。もと武野紹鴎の所持で、のち徳川家康に伝わり紀州家に授けられたが、1667年 再度 将軍家に献ぜられ、1850年 琉球入貢の功により 薩摩島津侯が拝領した。
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・明の春 (あけのはる)【冬・新年】
……… 年のはじめ。新春。
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・曙 (あけぼの)
……… 暁 が終り、ほんのり夜が白みはじめた頃。 ・彫三島茶碗の銘。彫三島の代表的な作例といわれる。赤星家伝来。 ・利休作 茶杓の銘。利休作の茶杓には珍しく 漆拭きがなされていない。筒の〆印にはケラ判が記され、江岑の替筒が添う。
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・曙茄子 (あけぼのなす)
……… 名物、漢作唐物茄子 茶入の銘。もと相阿弥の所持で、加賀前田家に伝来した。
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・総角・揚巻 (あげまき)
……… 古代の少年の髪型。角髪。みずら。 ・明治時代の女性の髪の結い方。 ・飾り茶壷の結び方。 ・源氏物語の巻名。
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・阿漕 (あこぎ)
……… 度重なる こと。「阿漕ヶ浦」の略。「逢ふことを阿漕の島に引く網の たびかさならば人も知りなむ」(古今和歌集)による。 ・際限なくむさぼり、ずうずうしいこと。 ・能の一つ。
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写真:【石橋静友堂 ねっと店】 数茶碗 神戸薩摩 秋の七草  *富永*冨永玄山* 7碗揃  [cwn80033]
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7月14日 記

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・赤絵鉢子 (あかえはちのこ)
……… 中興名物。古赤絵 雲屋台鉢子(雲堂手・鉄鉢形)茶碗。明代景徳鎮の産。酒井忠勝より冬木家・鴻池家 等へ伝来。箱書は、大徳寺116世 万仭和尚。
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・明石 (あかし)
……… 現 兵庫県明石市。歌枕。源氏物語の巻名。白砂青松の浦で知られた。 ・香銘。木所は真南蛮。
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・県井戸 (あがたいど)
……… 高麗茶碗。名物手井戸。「新葉集」の 「山吹の花もてはやす人もなし あがたの井戸は都ならねば」 より命銘された。水戸徳川家 伝来。
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・暁 (あかつき)
……… よあけ。夜を3つに分けたうち、宵・夜中に続く。現在では やや明るくなってからを指すが、古くは、まだ暗く これから明けようとする頃を指した。「明時 アカトキ」の転。 ・ある事項が実現した その時。


・あか月 (あかつき)
……… 覚々斎 作の共筒茶杓。白竹 厚手で、初期の作とされる。
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・赤蜻蛉 (あかとんぼ) 【秋】
……… 【夏】は高地に、秋になり気温が下がると 平地に飛んで来る。アキアカネが代表的。
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・茜雲 (あかねぐも)
……… 朝日や夕日を受け、茜色に映える雲。


・茜屋柿 (あかねやがき)
……… 大名物。漢作唐物茶入。堺の町人 茜屋宗佐が所持し、柿の形をしている所から。表千家に伝わり、のち藤田家に譲られた。


・茜屋茄子 (あかねやなす)
……… 大名物。唐物茄子茶入。堺の 茜屋吉松が所持していたことから。徳川家康より 子の尾張侯 徳川義直へ与えられ、代々 同家に伝わった。
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・茜屋舟 (あかねやぶね)
……… 砂張舟花入。茜屋は 所持者の名前によると思われる。「天下五舟」の一。
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・赤富士 (あかふじ) 【夏】
……… 陽を浴び 暗赤色に染まる富士山。【晩夏】から【初秋】の早朝に見えることが多い。夏七月の季語。
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・秋あさし (あきあさし) 【秋】
……… 初秋の頃のこと。新秋、早秋とも。


・秋麗 (あきうらら・しゅうれい) 【秋】
……… 秋晴れのあたたく うららかなこと。


・秋扇 (あきおうぎ・しゅうせん) 【秋】
……… 立秋を過ぎ涼しくなると、夏に使った扇子や団扇が忘れられ そのままにされる、その状態。「捨扇」「忘れ扇」とも。 ・置筒花入の銘。秋扇の「捨て 置かれる」という意より、藤村庸軒の命銘、好み。
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・秋風 (あきかぜ) 【秋】
……… 初秋から晩秋の 秋に吹く風 全般を指す。侘び枯れた風情。 ・高麗 堅手茶碗の銘。「秋かぜ」と書かれている。岩崎家に伝来。 ・雲州名物、高麗 玉子手茶碗の銘。玉子手より 月に因んでの命銘らしく、松平不昧の箱書がある。


・秋草 (あきくさ) 【秋】
……… 秋に花が咲く草木の総称。 ・名物茶碗。魚屋茶碗 「市原」の別称。京都市原の野辺の風情に因んだ銘といわれる。益田克徳の所持の後、兄 鈍翁に移った。
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・秋さぶ (あきさぶ) 【秋】
……… 秋めく さま。狭義には、【晩秋】のわびしさが さらに深まること。


・秋時雨 (あきしぐれ) 【秋】
……… 【晩秋】に降る時雨。
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・秋蝉 (あきぜみ)
……… アブラゼミの別称。
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・秋高し (あきたかし) 【秋】
……… 天高く、澄みきった青い空。


・秋立つ (あきたつ) 【秋】
……… 立秋の頃 (8月7日・8日頃)のこと。暑さのうちに、秋の気配を感じる頃。


・秋津島・秋津州・蜻蛉州 (あきづしま)
……… 「大和」にかかる枕詞。狭義には 「大和国」を、広義には「日本」を指す。神武天皇の伝説に因る。秋津国。「秋津」はトンボの古名。
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・秋露 (あきつゆ・しゅうろ) 【秋】
……… 秋におく露。また、「菊の花」のことを指す。 ・覚々斎の共筒茶杓 の銘。極めて厚手で節が高い。草筒に「秋露 あきのつゆ をくしら玉のしるしには 千とせをむすふ 庭のまつかへ」の歌銘がある。


・秋野・秋埜 (あきの・あきのの) 【秋】
……… 秋の野。 ・雲州名物、高麗 青井戸茶碗の銘。もと大坂の加賀宇之助の所持、不昧ののち 廃藩に際し、島根県 田部家に。不昧は蔵帳の上の部にあげている。
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・秋の田 (あきのた) 【秋】
……… 稲が色づいた田。
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・秋の空・秋空 (あきのそら) 【秋】
……… 不昧の共筒茶杓の銘。白竹で、胡麻竹の草筒。 ・天高く、澄みきった空。秋天。また、心の移ろいやすい ことの喩え。
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・秋隣・秋の隣り (あきとなり・あきのとなり) 【夏】
……… 挽夏、秋の気配がする夏の頃。
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(はじめに)

スマートフォンを使い始めてみて、「茶道 アプリ」「茶道具 アプリ」が充実してれば、もっと便利なのに……
という所から、本項を始めました。
電子書籍には かないませんが、何かの一助となりましたら……

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写真:【石橋静友堂 ねっと店】   茶入 「青柳」写  笹田有祥   [cir90033]
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掛物・茶杓の ご希望の語句・銘を、ご希望の和尚様に書いて頂けます。
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4月13日 記

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・相老 (あいおい)
……… 覚々斎の (白竹・胡麻竹) 二本入共筒茶杓。鶴叟の「相生」の箱書書付がある。
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・相生の松 (あいおいのまつ)
……… 黒松 (オンマツ) と 赤松 (メンマツ)が1つの根から生え出たもの。兵庫県高砂市の高砂神社のものが有名。夫婦が共に長生きすることの象徴。
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・藍風 ・あいの風 (あいかぜ・あいのかぜ) 【夏】
……… 夏の季節風。穏やかで、船旅や漁業に喜ばれる。


・愛日 (あいじつ)
……… 冬の日光。日や時間を惜しむこと。寸暇を惜しんで 「孝行」 すること。
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・愛知 (あいち)
……… 益田鈍翁の箱書がある 黄瀬戸碁笥底茶碗。
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・阿吽 (あうん)
……… 始めと終わり。息が合うこと。


・青嵐 (あおあらし) 【夏】
……… 初夏に新緑を吹き渡る 強めの風
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・青海原 (あおうなばら) 【夏】


・青馬 (あおうま)
……… 芦毛、白馬のこと。【正月】 の「白馬の節会」のこと。
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・青梅 (あおうめ) 【夏】
……… 五月雨・入梅の頃の梅。梅雨の語源。
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・青江 (あおえ)
……… 中興名物 茶入 「瀧浪」の別称。遠州に献上した際、刀剣の産地として知られる備中青江の脇差を賜ったことから。


・青女 (あおおんな)
……… 若い 世に馴れていない女性。


・青柿 (あおがき)
……… 【夏】 の未熟な柿。高麗 柿の蔕茶碗 の銘。遠州の「青柿のしぶしぶながらお茶うけに 甘きはやがて霜のころかな」の箱書がある。


・青木肩衝 (あおきかたつき)
……… 大名物 漢作唐物 肩衝茶入。青木法印の所持による。明暦の大火にあい、漆の繕いがある。主な伝来は、徳川家・後藤庄三郎・姫路酒井家など。


・青苔 (あおごけ・せいたい)
……… 【夏】 の青い苔。八幡名物 遠州作 茶杓の銘。伊勢物語による故事にならって 松花堂昭乗に贈られた。
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・青簾 (あおすだれ)
……… 青竹で編んだ 【夏】 の簾。牛車にかける 青糸で編まれた簾。陰暦4月1日の「更衣の儀」に、内裏の南隅にかけた柳の簾。
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・青田 (あおた)
……… 【夏】 の青々とした田。青田風・青田波・青田時。


・青大将 (あおだいしょう)
……… 日本最大のヘビ。異称に 「里回り」 がある。


・青丹よし (あおによし) 【春】
……… 「奈良」 と 「国内 (クヌチ)」 にかかる枕詞。
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・青葉 (あおば) 【夏】
……… 青葉風・青葉山。「青葉若葉」 は、濃淡さまざまな緑葉が交じったさま。


・青瓢 (あおふくべ) 【秋】
……… 未熟な青い瓢箪。棚から下がる風情を楽しみながら、【納涼】 を楽しむ。
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・青柳 (あおやぎ・あおやなぎ)
……… 【春】 の青々とした柳。・中興名物 瀬戸真中古窯 柳藤四郎手 茶入の銘。小堀遠州の命銘で、もと細川三斎の所持。・初代 大樋長左衛門の 茶碗の銘。暗緑色に飴釉がかかり、胴部に仙叟好みの渦紋が彫られている。箱書書付は卒啄斎。
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・青山 (あおやま・せいざん)
……… 青々とした山。道入作 黒楽茶碗の銘。加賀ノンコウ七種の一。
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・青山丸壺 (あおやままるつぼ)
……… 名物 唐物 丸壷茶入。青山播磨守忠成が徳川秀忠より拝領した。のち将軍家・水戸家・田安家など。

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掛物・茶杓の ご希望の語句・銘を、ご希望の和尚様に書いて頂けます。
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※茶の湯・茶道ランキング
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▼ 旧ブログ 記事:2010/01/15 19:04 からの転載 ▼ (写真は転載なし)

「鬼」が笑う…ような話でしょうか?

平成23年の勅題が、宮内庁より発表されました。

(毎年 新聞では、その年の「歌会始」の記事の
隅の方で、取り上げてありますね。)

(「歌会始」については、一昨年の拙ブログをご参照ください。)
http://blogs.yahoo.co.jp/seiyudou/19784003.html

今年は時間がなく、詠まれた歌じたいに目は通せていないのですが、
この、来年の御題の発表というのが、けっこう楽しみな訳でありまして……

例年 10月頃に販売される干支・勅題の茶道具たち、
茶碗や香合や懐紙や扇子

お この題なら、作家さんも造りやすそうだな、とか
う これは抽象的すぎて、難しんじゃないか、とか

蚊帳の外で想像を逞しくする訳でありますが。

「葉」、これは いいんじゃないでしょうか?
若葉とか、桐に鳳凰とか……
植物紋なら なんでもアリになってしまいそうですが。
http://seiyudo.ocnk.net/product-group/22
(↑ 干支「卯」勅題「葉」の茶道具 ↑)

下記に詠進歌の宛先をお報せしますので、
歌ごころ、のある方は、是非 詠ってみては如何でしょうか?


◆詠進歌の宛先

〒100-8111 宮内庁
(封筒に「詠進歌」と書き添えること)

http://www.kunaicho.go.jp/event/eishin.html



写真(上):【石橋静友堂 ねっと店】大棗 松葉松子図 而妙斎好写 *浜田慎一郎* 古稀記念*[ntm10060]
↓歴代宗匠お好み棗
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写真(下):【石橋静友堂 ねっと店】香合 楽 追儺 *伊東桂楽* [kog10060]
↓「鬼」にちなむ道具
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▼ 旧ブログ 記事:2009/03/29 13:18 からの転載 ▼ (写真は転載なし)

まわりの桜たちは、もうすっかり咲き出したというのに、
私のお店の前の桜だけは、まだ かような有り様で・・

店主に似て、 大樹  晩成  なのであります・・
(小枝晩枯 かもしれませぬが。)

せめて 店内だけでも満開にと、
そのうち 淡々斎お好の棗を、2種ご紹介!

左:「大堰川棗 淡々斎好写」:岡本陽斎:桐箱
右:「桜川棗 淡々斎好写」:岡本陽斎:桐箱


※大堰川(オオイガワ)……桜の名所、嵐山・桂川のこと。
             上流から、上桂川→大井川→保津川→大堰川→桂川と何度も名を変える。
             (その後、鴨川・宇治川と合流し、淀川となる。)


隣に 少庵好の「夜桜棗」(写)も並べておりましたが、
昨日 独りでご卒業。
店主としては、他の子たちも 早く旅立ってもらわねば困る、
春でございます・・