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: 茶道と民芸 柳宗悦 :

▼ 旧ブログ 記事:2009/03/21 12:41 からの転載 ▼ (写真は転載なし)


みんぱく のすぐ隣なのに、時間がなくて行けなかった

大阪日本民芸館:「茶と美 -柳宗宗悦・茶を想う」展
3/12(木)〜7/12(日)

面白いことに、「茶の湯の世界」26ミュージアム連動企画には、参加しておられません……
みんぱく と同じ敷地内なのに。おなじ民芸の「河井寛次郎記念館」は参加してるのに。
テーマも、まさに「茶」なのに。
伝統主義 権威主義から距離を置く、民芸の真骨頂でしょうか???

柳は、「茶」の精神に深く共鳴しながらも、
家元制度 封建的ピラミッド形の定着してしまった 当時の「茶道」に警鐘を鳴らしました。
一方で、
日常雑器に美を見出した 利休や初期の侘び茶人たちに、民芸と通底するものを感じました。
精神面でも 道具の面でも、いわゆる「茶道」と同じ方向を志向しながら、
それとは違ったヤリ方もあるということを、試み 示しました。

1955年に実施された「第一回 民芸館茶会」、3年後の「新撰茶器特別展」
の道具が、今回展示されているということで、是非是非 行ってみたかったのだけれど……

茶之湯の(茶道具の)バトンを未来に繋げるには、どうしたらいいのか
たまには こういう 違う視点から、茶道を振り返ってみるのも いいかもしれません。


弊ブログの「河井寛次郎記念館」紹介:
http://blogs.yahoo.co.jp/seiyudou/MYBLOG/yblog.html?fid=0&m=lc&sk=0&sv=%B5%AD%C7%B0%B4%DB