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: 美術評論家 勅使河原 純 氏 :

▼ 旧ブログ 記事:2009/09/24 17:01 からの転載 ▼ (写真は転載なし)

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世田谷美術館 元 副館長の、勅使河原 純さんより、
ご丁寧な、H.P開設のご案内を頂戴しましたので、
ご紹介させて頂きます。

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アートは心の窓 いま美術を一人ひとりの手に。

JT-ART-OFFICE
http://www.jt-art-office.com/index.html

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◆活動メモ:

・いよいよ芸術の秋。自分ひとりで静かに訪れるアートスポットもいいですが、ご夫婦で楽しむのにぴったりの催しがあります。東京国立近代美術館工芸館で、H21年9月4日からはじまった「染野夫妻陶芸コレクション展」がそれ。義信・啓子ご夫妻が長年かけてコツコツ蒐めてこられた茶碗や壷を、美術館収蔵の名品とともに並べています。
圧巻は何といっても第四室の三輪壽雪(第十一代三輪休雪)。茶碗よし、花入れよし、菱形水指これまたよしの、何でもござれ状態。眼の高さに懐具合がついていくという、滅多にない夢を現実のものとされた幸せなご夫婦です。熱心なファンは床に腰をおろし、しばしガラスケースに鼻や頬を押しつけたまま。こちらも溜息まじりに、つい一言漏らしてしまいました。
「いゃー、分かるなあ。その気持ち」


◆活動内容:

・原稿執筆、講演、展覧会講評、企画展制作など。また専門スタッフによる出張制作などのご要望にもお応えします。

info@jt-art-office.com


◆Profile:

勅使河原 純(てしがわら・じゅん) 
美術評論家 アート・ネットワーカー

都立西高校、東北大学美学西洋美術史学科を卒業。世田谷美術館に入り、学芸業務のかたわら美術評論活動をスタート。学芸部長、副館長を経て2009年4月、JR三鷹駅前に美術評論事務所 JT-ART-OFFICE を設立、独立する。
現在、執筆・講演を通じ「美術の面白さをひろく伝え、アートライフの充実をめざす」活動を展開中。熟年世代の生活をアートで活気づけるプログラムには、とくに力を入れている。それとともにジャーナリズム、ミュージアム、ギャラリー、行政と連携し「プロ作家になりたい人」、「美術評論家として自立したい人」のためのネットワーク・システムづくりを研究・実践している。
著書「美術館からの逃走」で第7回倫雅美術奨励賞、作品「風の彼方」で第22回シェル美術展佳作賞を受賞。
美術評論家連盟・国際美術評論家連盟(AICA)会員、美術史学会々会員。三鷹市芸術文化財団理事、東京都写真美術館・横浜美術館外部評価委員、東京大学・東京藝術大学の非常勤講師をつとめる