~ 茶之湯を未来へ ~
お稽古物から書附物まで
石橋静友堂 Ishibashi-Seiyudo
石橋晩翠居 Ishibashi-Bansuikyo
ホーム > 茶道手帳 > 茶ノ湯 の 銘  > : 「 ア (5) 」 : 茶の湯の銘 大百科 :

: 「 ア (5) 」 : 茶の湯の銘 大百科 :

▼ 旧ブログ 記事:2012/01/10 20:24 からの転載 ▼




*

写真:【石橋静友堂 ねっと店】 茶碗 赤地 松葉鶴  *清閑寺窯* 杉田祥平*  [3eto082060cwn]

http://seiyudo.ocnk.net/product/3153

当ページの リンク先は、全て 弊店ページです。

*

掛物・茶杓の ご希望の語句・銘を、ご希望の和尚様に書いて頂けます。
                           ↓
                    http://seiyudo.ocnk.net/news#61

1月10日 記

*


・朝萩 (あさはぎ)
……… 雲州名物 絵志野茶碗 の銘。松平不昧の命銘。のち団琢磨の蔵となった。


・朝日影 (あさひかげ)
……… 朝日の光。朝日の色。 ・名物 志野茶碗の銘。絵を神路山に見立て、新千載集の「千早ぶる神路の山の朝日かげ 猶君が代にくもりあらすな」に因む。
http://seiyudo.ocnk.net/product-list?keyword=%E5%BF%97%E9%87%8E%E3%80%80%E8%8C%B6%E7%A2%97


・朝日山 (あさひやま)
……… 歌枕。京都府宇治市の宇治橋東方にある山。
http://seiyudo.ocnk.net/product-list?keyword=%E6%9C%9D%E6%97%A5%E7%84%BC


・朝日和 (あさびより)
……… 天気のよい朝。朝のよい天気。


・浅間香炉 (あさまのこうろ)
……… 東山名物。東福寺住持 虎伯大宣が拝領し、烏丸光広が歌を添え、稲葉丹後守の所持 のち井上世外に伝わる。
http://seiyudo.ocnk.net/product-list/83


・浅間山 (あさまやま)
……… 歌枕。長野県・群馬県 境の活火山。天明3年(1783)に大爆発した。南麓に軽井沢高原が広がる。


・薊 (あざみ) 【春】
……… 野原や路傍に自生する。野薊、狐薊、山薊、鬼薊 など種類は四五十に及び、晩春から初秋にかけて咲き続ける。 ・のんこう作 赤楽馬盥茶碗 の銘。その釉色に因んで命銘された。高台脇に仙叟の漆直書がある。
http://seiyudo.ocnk.net/product-list?keyword=%E3%81%AE%E3%82%93%E3%81%93%E3%81%86%E3%80%80%E8%B5%A4


・浅見天目 (あさみてんもく)
……… 灰被天目茶碗 の銘。「天王寺屋会記」(宗及他会記)に網干屋道琳が天正4年(1576)十二月に使用した記載がある。また「松屋名物集」に土岐寿軒の所持として同名の天目が載る。
http://seiyudo.ocnk.net/product-list?keyword=%E7%81%B0%E8%A2%AB


・芦 (あし) 【秋】
……… 蘆、葦とも書き、蘆は若いもの、葦は生長したものを指す。音が「悪し」に通じるのを忌み、「よし」とも呼ぶ。 ・今井宗久作 茶杓 の銘。枝をはらう時にできた削げ痕が、節下全体に広がる腰蓑となっている。筒は中の茶杓が見えるよう、竹の片面がえぐられている。
http://seiyudo.ocnk.net/product-list?keyword=%E8%8A%A6


・芦垣 (あしがき)
……… 芦で作った垣や囲い。 ・中興名物 瀬戸破風窯 渋紙手茶入 の銘。釉の景色に因る命銘。所持者の阿部豊後守忠秋が挽家と箱に書付をしている。のちに田沼家の所蔵となった。金気釉が多いことから、玉柏手と記す伝書が多いが、「古今名物類聚」には渋紙手として載る。
http://seiyudo.ocnk.net/product-list?keyword=%E6%B8%8B%E7%B4%99

http://seiyudo.ocnk.net/product-list?keyword=%E7%8E%89%E6%9F%8F


・足柄 (あしがら)
……… 神奈川県南西部の地名。坂田金時 (金太郎)の伝説で有名な足柄山がある。
http://seiyudo.ocnk.net/product-list?keyword=%E9%87%91%E5%A4%AA%E9%83%8E


・芦刈 (あしかり) 【秋】
……… 葦を刈ること、また その人。晩秋から冬にかけて行われる。刈り取ったものを屋根として舟で運ぶ。 ・世阿弥作 能の演目。 ・祇園祭の山の名
http://seiyudo.ocnk.net/product-list?keyword=%E8%88%9F%E3%80%80%E9%A6%99%E5%90%88

http://seiyudo.ocnk.net/product-list?keyword=%E7%A5%87%E5%9C%92


・足揃 (あしぞろえ) 【夏】【冬】
……… 5月5日の 賀茂祭の競馬 の前、5月1日に馬を試乗する儀式。夏の季語。 ・歌舞伎足揃の略。上方において、顔見世の前に、俳優が大夫元・舞台に勢揃いし行われるようになった。冬の季語。
http://seiyudo.ocnk.net/product-list?keyword=%E9%A6%AC%E4%B8%8A&Submit=%E6%A4%9C%E7%B4%A2


・芦田鶴 (あしたづ) 【冬】
……… 荒れ果てた田 うら枯れた芦の水辺に、鶴が舞い降りているさま。
http://seiyudo.ocnk.net/product/4727


・芦笛 (あしぶえ) 【夏】
……… 芦の葉で作った笛。初夏の風物詩。
http://seiyudo.ocnk.net/product-list?keyword=%E7%AC%9B


・芦辺 (あしべ)
……… 高麗 雲鶴青磁茶碗 の銘。静嘉堂文庫美術館の蔵。万葉集の「若の浦に潮満ちくれば潟をなみ芦辺をさして鶴鳴きわたる」(山部赤人)より引いたものと思われる。 ・京の「都をどり」に対して、大阪に「あしべおどり」があった。
http://seiyudo.ocnk.net/product-list?keyword=%E9%9B%B2%E9%B6%B4


・芦枕 (あしまくら)
……… 芦が生えているような場所で、旅寝をすること。
http://seiyudo.ocnk.net/product-list?keyword=%E6%97%85%E6%9E%95


・芦間の舟 (あしまのふね) 【秋】
……… 芦の間から小舟の見え隠れする情景。


・阿闍梨 (あざり・あじゃり)
……… 徳の高い僧 ・伝法灌頂により 秘法を伝授された密教僧 ・日本における天台宗・真言宗の僧の位


・網代 (あじろ) 【冬】
……… 竹や木を編み、魚を捕らえる仕掛け。主に冬に行う。「網の代わり」の意。 ・竹や木を薄く削り 編む、工芸技法。
http://seiyudo.ocnk.net/product-list?keyword=%E7%B6%B2%E4%BB%A3


・網代木 (あじろぎ) 【冬】
……… 魚捕りの網代を支えるために 打つ杭。


・網代守 (あじろもり) 【冬】
……… 魚捕りの網代の番をすることを、生業とする人。あじろびと。


・芦分・葦別 (あしわけ)
……… 芦の茂みを押し分けて 進むこと。転じて、「差し支え・障害を乗り越える」 ことの喩え。ここを進む舟を 「芦分舟」という。


*

掛物・茶杓の ご希望の語句・銘を、ご希望の和尚様に書いて頂けます。
                           ↓
                    http://seiyudo.ocnk.net/news#61


※茶の湯・茶道ランキング
http://taste.blogmura.com/chanoyu/