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: 兵庫陶芸美術館 「ハンス・コパー」展 :

▼ 旧ブログ 記事:2009/09/15 18:32 からの転載 ▼ (写真は転載なし)

*
弊店は、いわゆる「異人館」街の近くですので、
ふらりと(?)
外国のお客様が 訪ねて来られます。

(中には、○千家流 ●十年の方や、数寄者風の方も)

在神 何十年の、私より日本滞在歴が永い方もいれば、
上陸したて(?)の「イジンサン」もいらっしゃいます。

私は、とんと英語が苦手ですので、電子辞書 片手に、
あれこれ 覚束なく 説明する訳ですが……

(ハギ「萩焼」やゼン「禅」がやはり 人気があるようです)

そんな折、話題になるのが、
「ワビ・サビは、日本だけに 在るものか?」
ということです。


彼らだけでなく、
私も「否!」と言いたい……

(それは、歴史の古いヨーロッパだけでなく、
ハンバーガーの国、アメリカにも 存在する、観念であり 美意識だと
ワタクシは 思うのであります。)

*
さて。

兵庫陶芸美術館 「ハンス・コパー」展

:9月12日(土)〜11月29日(日)

http://www.mcart.jp/21/exhibition/coper/coper.htm

イギリスの陶芸は、日本の「民芸」的なものは、さりながら、
茶道の道具として使ったら、面白そうなものが テンコ盛りです。

懐石あるいは菓子に 使いたいルーシー・リーの作品も好きですが、
この ハンス・コパーが なんとも言えない……

遠州の言うところの「きれいさび」でしょうか?

水指として、あるいは 花入として、
樂 ご当代の焼貫のお道具や、
初代 寒雉の釜なんか と出遭わせてみたい……
と、内心 密かにタクランデいるのでございます。

(タクラムだけで、そんな力は、ワタクシは持ち合わせていない のでありますが)

*

「ハンス・コパー」展の招待券を、ご希望の方は、下記へ
http://seiyudo.ocnk.net/product/2914