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おしらせ

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例年とは異なり 「新型コロナウイルス感染症の急激な感染拡大状況に鑑み」 延期されていた 「歌会始の儀」が、

2カ月遅れで、また フェイスシールドやアクリル板を用いた上で、ようやく催され、

来年2022年の 御題が、『窓』 と発表されました。

:宮内庁:「詠進歌の詠進要領」
http://www.kunaicho.go.jp/event/eishin.html

ので、

毎年恒例の このネタ 記事でございます。


(明治2年に復興されて以降の「勅題 一覧」は コチラ ↓)
http://www.bansui.jp/diary-detail/27

*

毎年 本記事にて、9月頃に発表される お道具達がどんな風になるか、予想して楽しむ訳ですが、

(作家さん方の ご苦慮を偲ぶ訳ですが)

「窓」はとても具象的な語で、語義が狭く、しかも歴史上 1959年(昭和34年)に 既に一度採用されている 御題ですので、

重複を避けるのか はたまた 前回のを参照するのか、考え方の方向性によって、

アイデアの選択肢が、広くも狭くもなる 御題だと思われます。


宮内庁の発表によりますと、

お題は「窓(まど)」ですが、歌に詠む場合は「窓」の文字が詠み込まれていればよく、「窓辺」、「車窓」、「同窓」のような熟語にしても差し支えありません。…

とのことで、

ここで 毎年恒例の 名物道具の中から「窓」を探してみたいと思います。


まず、れいによって 「大正名器鑑」を見てみますと、
https://www.bansui.jp/diary-detail/117?category=2

「窓」の字をもつ名物茶道具は、(茶入には見つからなかったものの)、茶碗では

楽道入(ノンコウ)作の 黒楽茶碗 銘「山窓(やままど)」

1碗のみが かろうじて 見つかりました。


ただ 「名物裂 一覧」
https://www.bansui.jp/page/kensaku?q=%E5%90%8D%E7%89%A9%E8%A3%82%E3%80%80%E4%B8%80%E8%A6%A7

には、やはり
「窓」の名をもつ名物裂が見いだせませんでした。


逆に 「窓」という語を含む「禅語」となると、

決して 少なくはなく、いずれ まとめてご紹介できれば… と考えている次第です。

*

本年は特に急ぎ足にて、本年のお題「実」 の数首を紹介するとしまして…

今宵はこの辺で…


【御製】

人々の願ひと努力が実を結び平らけき世の到るを祈る


【皇后陛下】

感染の収まりゆくをひた願い出で立つ園に梅の実あをし


【三笠宮彬子さま】

地図帳にあの日見つけし茶畑の不思議な点は茶の実のかたち



写真:【石橋静友堂 ねっと店】 茶碗 黒楽 「千鳥」  のんこう写  *佐々木昭楽*  のんこう七種 [001cwn93003]
https://seiyudo.ocnk.net/product-list/47


※干支・勅題の茶道具
https://seiyudo.ocnk.net/product-group/22

初春の御祝詞を申し上げます。

皆様にとりまして 実り 多き一歳となりますことを。

本年も 何卒 宜しくお願い申し上げます。
コロナ禍において、裏千家 千宗室家元が「濃茶の回し飲みを避けるため」

13代家元 圓能斎の考案された「各服点」の点前を、ビデオメッセージにて公開されました。

http://www.urasenke.or.jp/movie/explanation/explanation.html

「ぜひ参考になさって下さい」「宜しければ、他流の皆さんも」「役立てて下さい」

と公開の意義を述べられております。


メッセージにありますように、お点前に使用される圓能斎好みの長盆は特殊なものですので、

(いずれ それに類するものの販売の可能性はございますが)

現在の所、最も近い寸法のものは、懐石道具の脇引盆

https://seiyudo.ocnk.net/product-list?keyword=%E8%84%87%E5%BC%95%E7%9B%86&Submit=%E6%A4%9C%E7%B4%A2

かと存じます。


なお、各ご流儀におきましても、刻一刻と変わる状況を

各流ホームページにて 公開しておられますので、

宜しければ 本店の「各流 ホームページ一覧」

https://www.bansui.jp/menu-detail/19

もご参照頂けましたら幸いに存じます。

(ここ数年は 元旦には 見送りこそすれ)

なるべく毎月月初に お送りしております メールマガジンが、遅れてしまいましたことを お詫び申し上げます。

「紙小茶巾 騒動」に 忙殺され、月末月初の業務が ままならぬ状況だった 次第でございます。

「マスク不足」が報道されはじめた 当初、内心 危惧していたことが、現実化したことに、無念さを禁じえません。

此の度の熱狂は、ごく一部の同業者さまが、一般の (「茶道に興味がない」意) お客様に、

積極的に 売り込んだ事に 端を発している かと存じます。



不安なこの時代、何かにすがらざるを得ず、不足している物資を 別のもので埋める 状況も解ります。

僭越ながら、

「転用」は、利休居士 以来、「見立て」の美意識に 通ずる所 もありましょう。

また、

「売らんかな」精神は、商人として 当然の業 かと存じます。
 


弊店では、

10年程前の 中国での「鉄瓶ブーム」の折も、それと 一歩距離をおいて 参りました。

極端な熱狂は バブルに過ぎず、それが 弾けた飛沫は、私たち自身に 返って来る と思うからです。

斜陽である ことが自明な、

伝統産業 の一端に、自ら飛び込んだ者として、

なるべく良い形で 次代にバトンを繋ぐべく、何が足りないのか 自分に何ができるのか を常に心に置いて参りました。

それでも なかなか、「ブーム」を「ムーブメント」に繋げるのは、難しい次第です。


(願わくば、今回の「紙小茶巾 騒動」 で、それまで全く 興味の無かった方々が、一人でも 茶道の方を 振り向いてくれます ことを…)


業界の末端 に座る者として、旧き佳き時代 とは異なり

茶道具の「安定供給」が、難しさを増している ことを実感する日々 であります。

ブームは 安定供給を 破壊させる 一因です。


「医療従事者」にとって マスクが 必要不可欠品 であるのと同様に、

茶道人 にも欠かせぬ物があります。

(これは、「緊急事態宣言下における 物資の供出」レベルの話では ありません。あくまでも、市井の製品売買の話です。)

そして、

こういう時こそ、お茶や お華や お香の大切さを、有り難さを、実感する次第です。



マスクは少しずつ 手に入れやすくなりつつある と聞き及びます。

「平常心是道」 そして 「看脚下」

非日常が日常となってしまった世界では なかなか難しいことでは ありますが、

(「紙小茶巾」は、インナーマスク用に開発されたものでは ございません。)

私たち 一人ひとりが 閑坐して 松風を聴き、なるべく 心静かに

おのおのの日常を 過ごしたい所かと、

自戒を込めて 願う次第です。



石橋静友堂-石橋晩翠居
石橋啓一郎



例年 春と秋の2回 「タイムサービス」 と称して

短期間限定で 開催させて頂いております セールを

今期も 開始いたしました。

http://seiyudo.ocnk.net/product-group/20


いずれも個数限定となっておりますので、

ご希望の節は お早めにご注文賜われましたら 幸いです。

何卒 宜しくお願い申し上げます。



つつがなく「歌会始の儀」 が催され、来年2021年の 御題が、『実』 と発表されました。

:宮内庁:「詠進歌の詠進要領」
http://www.kunaicho.go.jp/event/eishin.html

ので、

毎年恒例の このネタ 記事でございます。


(明治2年に復興されて以降の「勅題 一覧」は コチラ ↓)
http://www.bansui.jp/diary-detail/27

*

毎年 本記事にて、9月頃に発表される お道具達がどんな風になるか、予想して楽しむ訳ですが、

(作家さん方の ご苦慮を偲ぶ訳ですが)

「実」は文字通り 実用的な語で、語義が狭く、非常につくり辛い御題ではないでしょうか?

(平成24年の「岸」や平成15年の「町・街」と同じくらい…)


宮内庁の発表によりますと、

お題は「実(じつ)」ですが 「実」の文字が詠み込まれていればよく、
「実験」「果実」のような熟語にしても 「実る」のように訓読しても
差し支えありません。…

とのことで、

ここで 毎年恒例の 名物道具の中から「実」を探してみますと…


(ちなみに「実」の勅題は、明治2年以降、熟語も含めて 初出です。)


まず、れいによって 「大正名器鑑」を見てみますと、
https://www.bansui.jp/diary-detail/117?category=2

淡い期待はもろくも崩れ、「実」の字をもつ名物茶道具は、茶入にも茶碗にも 見つかりません…

そして、今回はついに 「名物裂 一覧」
https://www.bansui.jp/page/kensaku?q=%E5%90%8D%E7%89%A9%E8%A3%82%E3%80%80%E4%B8%80%E8%A6%A7

からも、
「実」の名をもつ名物裂が見いだせませんでした。

(ただ、果実文様の裂なら、写真の「山椒緞子」や「いちご裂錦」以外にも、かなりの数がございました…)

ということは、「実」は案外 広く、意外とつくり易いのでしょうか?

創る側 でないので、毎年 勝手なことを申す訳ですが。

*

本年も そろそろ饒舌は止して、本年のお題「望」 の数首を紹介するとしまして…

今宵はこの辺で…


【御製】

学舎(まなびや)にひびかふ子らの弾む声さやけくあれとひたすら望む


【皇后陛下】

災ひより立ち上がらむとする人に若きらの力希望もたらす


【高円宮妃久子さま】

サッカーに関はりたれば五輪への出場国をひた待ち望む


【選者:内藤明さん】

新しき靴履きて立つ街角にわが望郷の方位をさがす


【村上秀夫さん:山形県】

それぞれに月傾けて子どもらは墨くろぐろと「望」の字を書く



写真:【石橋静友堂 ねっと店】 古帛紗 山椒緞子  *土田友湖*  [v101kbs049902]
https://seiyudo.ocnk.net/product/10394

写真:【石橋静友堂 ねっと店】 飾火箸 椎ノ実頭  [202hbh44475]
https://seiyudo.ocnk.net/product/1822


※干支・勅題の茶道具
https://seiyudo.ocnk.net/product-group/22

※「実」の茶道具
https://seiyudo.ocnk.net/product-list?keyword=%E5%AE%9F&Submit=%E6%A4%9C%E7%B4%A2



初春の御祝詞を申し上げます。

皆様にとりまして 大望 叶う一歳となりますことを。

本年も 何卒 宜しくお願い申し上げます。

例年 春と秋の2回 「タイムサービス」 と称して

短期間限定で 開催させて頂いております セールを

今期も 開始いたしました。

http://seiyudo.ocnk.net/product-group/20


いずれも個数限定となっておりますので、

ご希望の節は お早めにご注文賜われましたら 幸いです。

何卒 宜しくお願い申し上げます。


※「夏むき」「秋むき」商品も含め、順次 追加して参る所存です。