> > : 平成30年 勅題 「語」 (お題・御題)  :

: 平成30年 勅題 「語」 (お題・御題)  :




つつがなく「歌会始」 が催され、来年2018年の 御題が、『語』 と発表されました。

:宮内庁:「詠進歌の詠進要領」
http://www.kunaicho.go.jp/event/eishin.html

ので、

毎年恒例の このネタ 記事でございます。


(明治2年に復興されて以降の「勅題 一覧」は コチラ ↓)
http://www.bansui.jp/diary-detail/27

*

毎年 本記事にて、9月頃に発表される お道具達がどんな風になるか、予想して楽しむ訳ですが、

(作家さん方の ご苦慮を偲ぶ訳ですが)

「語」は、本年の「野」と 同じ程度に つくり易い御題 なのではないでしょうか?

(本年の「野」が、『大正名器鑑』所載の名物道具で、
 「北野」「日野」「平野」「志野」「野中」「浅野」「野田」「磐余野 」「吉野」「生野」「春日野」「秋野」
  と12種類の銘が挙げられたのに対し、
 「語」のつく銘をもつ名物道具は皆無ですが…)


宮内庁の発表によりますと、

「語感」「物語」のような熟語にしても、また、「語る」「語らふ」のように訓読しても差し支えない

とのことですので、さらにイメージは膨らみます。


(「物語」の茶道具といえば、「源氏物語」と「伊勢物語」にちなむものが双璧ですが、春っぽい「物語」は他にもたくさんありそうです。

  また、平成27年の御題が「本」だったことを思い出せば、その引用もできるかと…。

  平成という元号下での最後の歌会始を、ドラマチックな物語で祝いたいものです。)


創る側 でないので、毎年 勝手なことを申す訳ですが。

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本年も そろそろ饒舌は止して、本年のお題「野」 の数首を紹介するとしまして…

今宵はこの辺で…


【御製】

邯鄲の鳴く音聞かむと那須の野に集ひし夜をなつかしみ思ふ


【皇太子さま】

岩かげにしたたり落つる山の水大河となりて野を流れゆく


【篠弘さん 選者】

書くためにすべての資料揃ふるが慣ひとなりしきまじめ野郎


【小松美佐子さん (長野県)】

宇宙より帰る人待つ広野には引力といふ地球のちから


*

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※「語」の茶道具
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※干支・勅題の茶道具
http://seiyudo.ocnk.net/product-group/22